大橋純子
小档案 大橋 純子(1952年4月26日 - )は、北海道夕張市出身の歌手である。 4人兄弟の末っ子、長女。実家は食堂。血液型A型。北海道夕張北高等学校を経て藤女子短期大学卒業。所属事務所はウォーカーブラザース(1970年代後半から1980年代前半にかけて、北島音楽事務所に所属していたこともある)。所属レコード会社はフィリップスレーベル(日本フォノグラム、現ユニバーサルミュージック)、後にエピックレコード、現在はバップ。 小简介 子供の頃より洋楽を中心とした環境で育ち、学生時代には、放送研究会に属しながら、北海道大学の軽音楽クラブバンドで地元の注目を集める。セルジオメンデス&ブラジル66’、ジャニスジョプリンなどの影響で、ソウルフルな歌唱に傾倒し、その頭角を現した。元北海道放送で深夜放送のディスクジョッキーも行っていた。 上京後、ヤマハ音楽振興会でアルバイトをしながらその仲間とバンドで活動。当時、日本人離れした歌唱力と音楽性が関係者の耳に止まり、レコード会社のオーディションを受け、その後アルバム『フィーリングナウ』(1974年)でソロデビュー。 2作目のアルバム『ペイパームーン』(1976年)のタイトル曲『ペイパームーン』が一部の音楽ファンの間で高い評価を受け、最初のヒットとなる。 大橋純子と美乃家セントラルステイション(ギタリストは後の一風堂の土屋昌巳)名義でバンド活動し、『シンプルラブ』(1977年)がスマッシュヒット。 『たそがれマイラブ』(1978年)がTBS系ドラマ主題歌で大ヒットし、その後『サファリナイト』(1978年)『シルエットロマンス』(1981年)『愛は時を越えて』(1992年)などの大ヒットがある。 2004年に30周年を迎えアルバム『trinta』をリリース。斎藤ノブ、土屋昌巳、中西圭三など、親交のあるミュージシャンたちが参加している。 2005年にはディックリーの楽曲提供によるシングル『残響』をリリース。 2007年には自身の出身地である夕張市が財政再建団体に認定されたことを受けて、夕張応援チャリティカヴァーアルバム『Terra』をリリース。初の邦楽カヴァーにチャレンジし、中島みゆき、松山千春、安全地帯、DREAMS COME TRUE、YUKI、GLAYの楽曲を歌った。 club circuit tourと題し、ブルーノートなどで行っているライブツアーが好評を博し恒例となっている。 他に松崎しげるとのジョイントコンサートなど精力的に活躍している。 大事件 1977年第3回マジョルカ世界音楽祭「シンプルラブ」第3位入賞。東京音楽祭国内大会「シルバーカナリー賞」受賞。第6回東京音楽祭世界大会「外国審査員団賞」受賞。 1978年第20回日本レコード大賞「たそがれマイラブ」金賞受賞。 1979年第8回東京音楽祭世界大会「ビューティフルミー」最優秀歌唱賞受賞。ソウル音楽祭「ビューティフルミー」(英語バージョン)グランプリ受賞。 1982年第24回日本レコード大賞「シルエットロマンス」最優秀歌唱賞受賞。 1992年第34回日本レコード大賞「愛は時を越えて」編曲賞受賞。